50代、おひとり様のルビィロマンです。
50代からイデコを始めるのはもう遅い?
イデコって本当にお得なの?
イデコで資産運用できるの?
など、イデコへのさまざまな疑問
50代からiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)を始めた方が良いか悩んでいる方、
多いみたいですね。
そんな私も悩みに悩んだ結果、
iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)に加入するのはやめました。
そこで今回は
私がiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)をやらない理由
についてお伝えしていきたいと思います。
イデコに加入するかどうか悩んでいる方は是非参考にしてくださいね。
目次
結論【私がiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)をやらない理由】デメリットとは?
私がiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)を始めようとしたけれどやめた理由、
やらない理由を結論からお伝えいたします。
●年齢的に長く運用できないので儲かる保証がない(元本割れする可能性がある)
●1度加入すると原則60歳まで資産を引き出せない(資金ロック)
●途中で運用先を変更するなどメンテナンスが必要
●イデコは投資目的ではない
●口座開設時と毎月手数料がかかる
●受け取りの時に税金がかかる場合がある。(年金形式か一時金、どちらで受け取った方が支払う税金が有利になるか受け取る前に自分なりに計算しないと損をする場合がある)
●会社(勤務先)での書類作成の依頼、手続きをしなければならない
はい、
この中でいちばん私にとってのいちばんのデメリットだったのは
現在50代という年齢なので長く資産運用できない=儲かる保証がない、
元本割れする可能性がある、
ということです。
iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)に加入したらまず、運用先を選ばなければいけませんよね。
ところがリーマンショックやコロナショックのようなことが起こり株価が急落すると元本割れする可能性が多いにあるということなんです。
投資商品を選んだ場合、
運用期間が10年、20年と長ければ長いほど十分に取り戻せる可能性はありますが
私のように60歳まであと数年しかない場合はリスク大。
(;´Д‘A “
受け取り時にマイナスになる可能性があります。
老後資金を増やそうと思って加入したのに逆にマイナスになったなんてシャレになりませんからね~
投資商品を選ばなかった場合、
元本確保型といって定期預金で積み立てしていく方法があります。
ところがこちらの元本確保型、
年利0.01%と、かなり低金利なんですよ~。
こちらも運用資産が少ないと
毎月の支払う手数料と受取時の手数料で資産がマイナスになる可能性もあります。

そして私がイデコに加入しないもうひとつの理由は、
この先、環境の変化があるかもしれないからです。
いえ、年を取るということは必ず何かしら変化はあると思います。
もしかすると親の介護をすることになったり、
自己都合で仕事を辞めることになったり、
定年だって迎えるので収入は今よりも確実に減りますよね。

そのしばりが精神的にしんどいな~というのが正直あります。
イデコは途中で払えなくなった場合、
掛け金を休止することはできますが解約はできません。
掛け金を停止したとしても毎月の手数料は発生します。
う~ん
・・デメリットですね、、、
以上、そんな理由で書類まで取り寄せたのですが悩みに悩んだ結果・・

私はiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)に加入するのをやめました!
そもそもiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)って何?【おさらい】
まずiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)に加入したいと思った場合
イデコがどんなものなのかをしっかり把握しておくことが大切ですよね。
周りに勧められたから、
とか
「節税になるから」
「とにかく得しかしない」
「老後は安泰」
など
そんな言葉に流されて

iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)をよく理解していない人は一緒におさらいをしてみましょうね♪
iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)とは、
国が創設した個人型年金制度のことです。
老後2000万円問題をきっかけに国が、
「年金だけでは満足な生活水準を送ることができませんよ~」
「今から2000万円くらい貯めておくと年金生活にも余裕ができますよ~」
って
「iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)に加入して投資をして資産運用したら節税にもなるし老後資金も増やせますよ~」
って推奨している自分年金制度なんですね。
iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)とは
●自分で用意する年金のこと
●加入は任意
●加入できるのは日本に住んでいる20歳~60歳未満の人(2022年5月以降は上限年齢が5年延びて65歳未満の人が対象)
●毎月一定額の掛け金を拠出する
●積立金で運用して掛け金と運用益の合計が自分年金として戻ってくる
●将来受け取る金額は運用次第
●選べる商品は元本確保型(定期預金)と元本変動型(投資信託)の2つ
審査に約1ヶ月~2ヶ月かかります。
商品は自分で選びます。
投資信託を選んだ場合、
投資先は自分で決めないといけないので、ある程度リサーチが必要になってきますね。
楽天証券で申し込み資料を取り寄せると
商品の見方やファンドスコアを★5段階で表示してくれているので商品を選びやすいですよ。

iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)のメリットとは?
でもiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)ってメリットもたくさんあるんですよね~。
メリットがとても魅力的なので私も2週間悩みに悩んだんです😓
イデコのメリット
●掛け金が全額控除される
●所得税が軽減される
●住民税が軽減される
●退職金や年金を受け取る時にも所得控除が受けられる
●イデコで運用した場合、利息も運用益も税金がかからない
●投資は怖いという人はおすすめな元本確保型(定期預金)もある
●途中で運用先を変更できる
●金融機関で販売されている商品よりも格安で投資できる
50代から始めるiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)シュミレーションをしてみた結果
イデコに加入した場合のどれくらい節税できるか、
どれくらいの運営益があるのか、
楽天証券で運用シュミレーションをすることができます♪
イデコは会社員や公務員、自営業、専業主婦などによって掛け金など変わってきます。↓
●会社員(国民年金の第2号被保険者)で企業年金がない会社員は月額上限2.3万円
●専業主婦(国民年金の第3号被保険者)の月額上限は2.3万円
●公務員の月額上限は1.2万円
●自営業者等(国民年金の第1号被保険者)の場合は月額上限は6.8万円
54歳、私のシュミレーションをしてみました。
私の勤務先には企業年金はありませんので掛け金は最大2.3万円までOKです。
掛け金は最低5000円から。
家計に無理のない金額で決めると良いですね。
まずは私の場合、
会社員(第2号被保険者)を選択
企業年金はないので
「企業年金がない」を選択します。↓

次に年齢・年収・掛け金を入力していきます。
掛け金は私の場合上限2.3万円までOKなので
いっぱいいっぱい掛けてみます。
シュミレーションなんでね(笑)

次に運用利率を選びます。
50代なので元本割れしない元本保証型(1%)を選んでみました↓

節税シュミレーションの結果がでました!
じゃ~~ん!↓

60歳までなので掛ける年数はたったの6年。
6年間で331,200円もの節税ができるのはスゴイですね!
一年間の節税額はこちら↓

そして気になる運用益です。
6年間で得た利益は49,956円でした↓

う~ん。
これでは老後は安泰とはいえませんね😢
もっと若いうちにイデコがあったらよかったのに~ぃ!
イデコに加入検討されている方は
是非シュミレーションしてから検討してみてくださいね♪
iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)に向いている人【50代編】
イデコに加入するかどうかの判断ですが
50代から始めるイデコ、こんな人に向いてます。
●金銭的に余裕がある人
●節税をしたい人
●少ない金額でもいから利益が欲しい人
預金もあって60歳まで毎月支払うのが苦にならない方、金銭的に余裕がある方はiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)に加入してもいいと思います♪
ただ、何度も言いますが掛ける年数が少ないと損をする可能性もあるので
しっかりリサーチした上で自己責任でお願いしますね。
iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)毎月かかる運用手数料【安い金融機関を選ばなきゃ損!】
自分年金作りのiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)
イデコってどこの金融機関でも加入できるので驚きでした。
と同時に
金融機関によって選べる商品も異なれば、手数料も変わってくるので注意が必要です。

初回のみの手数料はどこの金融機関も同じですが
毎月かかる運用手数料というのがやっかいで
金融機関によっては楽天証券やSBI証券の倍以上の金額を取られることもあります。
こちら↓に金融機関の手数料の早見表があるので参考にされてくださいね。
一番おすすめな金融機関は
楽天証券とSBI証券です。
その中でも管理画面が使いやすく初心者向きなのは楽天証券です。
私も楽天証券で積み立てNISAをしていますが画面操作も分かりやすいですよ♪
iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)50代からではもう遅い?【お金のプロに相談してみた!】

「50代イデコ」で検索しまくりましたが
どのサイトもメリットがあるような記事しか出てこなくて困りました。
そこでお金のプロ、FP(ファイナンシャルプランナー)でもあり
元銀行員(三菱UFJ銀行)でもあり
お金の情報を発信している有名なユーチューバー
バンクアカデミーの小林亮平さんにインスタグラムのDMで相談してみました!
相談内容はこちら

そちらはスルーしてくださいね!

この質問に対しての返信がこちら

ということでした!
とても親切に回答していただきました。
やはり運用期間が短いとリターンを期待するのは厳しいようですね。
60歳以降へ後ろ倒しして運用することも考えましたが
私は確実にリターンが欲しい人なので
今回イデコへの加入は見送ることにしました。

今回、小林亮平さんに相談してみて良かったと思います。
私のように確実にリターンが欲しい人(投資目的の人)は
イデコではなく
積み立てNISAや特定口座でコツコツ投資をしていくスタイルの方が良いようです。
まとめ

節税目的で50代でiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)を始めるのは有りだと思います。
損だけはぜったいしたくない、
でも少しは資産を増やしたいという50代の方は
数年間は投資信託で運用して資産を増やして増えたタイミングで
途中で元本確保型にスイッチング(買い換える)するという方法もあります。
雇用延長などで厚生年金に加入して働く予定がある人は2022年からは65歳まで積み立て可能になります。
積み立て年数が長くなるというのは魅力的なので私もちょっと心が揺れますけどね
^^;
資産運用目的でイデコに加入したいという方も多いようですが
(私も最初はそうでした!)
50代から加入するのであれば
イデコはあくまでも年金と割り切って加入してくださいね。
50代から始めるイデコ、
メリット・デメリットそれぞれありますが
選ぶのは自分次第ですね♪